ホワイトニングの効果 薄れる

ホワイトニングの効果が1日で薄れた?と思ったら

ホワイトニングの施術の中で、補助的に歯の白さを引き起こすものがあります。ただこれは一時的なものなので、数時間〜1日のうちに元に戻ってしまいます。

 

(1)歯の表面のカルシウムの溶解
ホワイトニング剤の中には、PHが低いものがあり歯の表面のカルシウムを溶かしてしまうものがあります。脱灰と呼ばれる現象です。これにより、歯の表面での光の乱反射が強くなり、歯が白く見えることがあります。

 

「カルシウムが溶けて大丈夫なの?」と思うかもしれませんが、唾液の影響で1時間以内に歯の表面で再石灰化が起こりカルシウムが戻ります。脱灰の程度は、コーラを飲んだ時と同じぐらいですが、ホワイトニング剤には糖は含まれていませんので、そのために虫歯になることもありません。
また、最近はpHが低いホワイトニング剤は減ってきています。

 

(2)歯の表面の乾燥
歯の表面にはペリクルというタンパク質由来の保護膜があります。このペリクルは歯の表面を保護する一方、ステインの原因となったりもします。通常のブラッシングでは取れないものですが、研磨剤が入った歯磨き粉をつけた電動歯ブラシで歯を磨くことで取れる場合もあります。ホワイトニング直後は、ペリクルが剥がれた状態となるために歯が乾燥し、歯の白さが際立って見える傾向にあります。

 

ただこのペリクルも唾液により数時間で元通りになります。

 

以上、ホワイトニングの直後は、カルシウムが溶ける脱灰やペリクルの除去により通常以上に歯が白く見えることがありますが、上記の通りこれらは24時間以内に元に戻ります。これはホワイトニングの効果が1日で薄くなったというのではなく、通常以上の白さがホワイトニング本来の白さに戻ったと言うことになります。